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交響楽(シンフォニー)12

確かにさくらは初羽が生まれる時、女の子だったことに落胆している久美子にこれで良かった
と言っていたと聞いてはいる。

だが、それは純輝が生まれる前の話だ。かつての恋人そっくりの存在に、心が浮き立たない訳がない。

私自身もそうだったから解かるのだ。
楓は本当に同じころの穂波にそっくりだった。それからの成長にも、穂波の成長を重ねる。
穂波は穂波で、この子は楓だ…頭では理解していることに心がついていかない。
だが、それを知ればさくらは気持ちの良い物ではないだろうなと思うので、一切口には出してはいないが。

生まれ変わり…縦しんばそんなものがあったとしても、もうそれは坪内高広あるいは松野穂波の人生ではなく、笹本純輝や松野楓のそれなのだ。

だからと言って、ライバルの私が言うことなど、純輝はその耳を貸さないに違いない。

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theme : オリジナル小説
genre : 小説・文学

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