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Future-marine side 2

JRに私鉄、とにかく行き当たりばったりに電車を乗り継いで名古屋の郊外に行き着いた。。

そして、私は聞いたこともない地名の駅に降り立っていた。もう日も暮れてしまっている。
これからどうしよう…泊まるところとかを考えると、ターミナルまで戻ったほうが良いのかも知れない。
それにしてもお腹空いたなぁ…そう言えば朝食べたきりで何も食べてなかったんだ。ジュースだけは飲んだけど。

「ねぇ、この辺で美味しいものないかしら。」
私は、ちょうど駅から降りてきたサッカーのユニフォームを着た男の子に声をかけた。何故その子だったかっていうと、ただ単に目が合ったというだけ。
「美味しいもの?じゃぁ、ウチに来ない?」
すると、その子はそう即答した。
「は?」
どうしていきなりそういう返事な訳?私、中学生?をナンパしたつもりありませんけど…私は怪訝な表情をしていたのかもしれない、その子は続いてこう言った。
「ウチ、3丁目でお好み焼き屋をしてるんだ。パパの焼くお好み焼きマジで美味いからさ、来ない?」
なんだ、それを早く言ってよ!納得した私はその子に向かって頷くと、その子について両親がやっているというお好み焼きのお店に向かった。
「僕は板倉陸、お姉さんは?」
歩きながら陸君に名前を聞かれた。
「私?私は…飯塚未来…」
いきなり本名を名乗ってしまっていいのかなと思いつつ、子供相手に嘘をつくのもなんだし、適当な名前も思いつかなかったので、私は正直に本名を名乗っていた。
「へぇ、いたくらりくといいづかみくか、何か名前も似てるね。」
すると陸君はそう言って笑った。そう言われればそうだ。声をかけたのが彼だったのも、何か縁があったのかもしれない。私はそう思った。
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theme : 自作連載小説
genre : 小説・文学

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