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ハムケ8

「おめでとうございます!山口さん、あ、八木さんって呼ばなきゃいけないのかな。」
席に戻ると、うるうるの瞳になっている千夏ちゃんから、そんなお祝いの言葉をもらった。
「まだ提出してないし、八木と混ざるから仕事の時は山口で良いよ。」
「でもホント、知らなくってビックリですぅ。で、きっかけはなんなんですか。」
千夏ちゃんの顔が芸能レポーターのそれになっていた。一言私がそれに対して返事をしたら、芋づる式に馴れ初めやらなんやら、逐一聞きだそうと手薬煉引いてるみたいな…女の子ってどうして仕事よりこういう話を平気で優先させられるんだろう。そういうとこ、分けて欲しいんだけどな。
「仕事中にそんな話しないで。」
素っ気無く私がそう言うと、板倉さんが
「樹里っぺは、いつもクールだよねぇ。仕事中には大和のことはおくびにも出さねぇもんな。」
なんて食いついてきた。そう言や、この人も社内結婚だ。2人目が生まれて奥さんの加奈ちゃんの体型がすっかり変わってしまっても、未だラブラブな…公私混同な奴がここにもいたか…

そうやって考えると、体育会系クラブっぽいウチの会社には、社内恋愛や社内結婚って人が結構いる。ご他聞に洩れず、私たちもそうなんだけどね。
「私は仕事とそれ以外とはきっちり分けたいから。」
だからこそ線を引きたい。そう思って今まで会社では大和くんと仕事の話以外は一切しないできたのに…
今朝のほんの何時間、いや何十分でそういうの全部ぐだぐだじゃん!

大和くんのバカ!!
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theme : 自作連載小説
genre : 小説・文学

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