スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

勝手明るい〇〇〇〇-ハムケ2

勝手に明るい〇〇〇〇


「で、相手は誰なの…」
ごたごたと言い訳なんかは聞きたくない。そう思って私は単刀直入にそう聞いた。そしたら大和くん、今度は猛然と怒り出しちゃった。
「俺、浮気なんかしてねぇよ!第一今の状態でできるかどうか考えてもみろよ!!」
さすがに一緒に通勤はしてないけど、同じ職場だから、大和くんの仕事が今とっても忙しいことはよーく解かってるし、帰ってきても前と比べて手抜きされてるって感じはない。むしろ今の方が…そう思ったら顔が熱くなるのを感じた。あはは、浮気は私の気のせいみたいね。
「じゃぁ何よ、私がイヤになった?」
義務でご奉仕になってるんだとしたら、私もっとイヤよ。続いて私がそう言うと、大和くんは俯いたままぶんぶんと首を横に振った。よく見たらうっすら涙目だった。

「あのさ…ずっとけじめつけたいと思ってたんだよ。」
少し間を置いて、大和くんはぼそっとそう言った。
「でもさ、俺樹里より年下だし居候だし…いきなり結婚してくれって言えなくてさぁ、きっかけが欲しかったし、樹里に俺に頼って欲しいってか…」
でも、大和くんの説明は全然要領を得ない。いつもの仕事のときみたいに「畳み掛ける攻撃!」はどうしたの、営業課の八木大和くん?
「で、実はこの1年くらい…俺狙ってた。」
続いて狙ってたってなんて言われて、私は思わず唾を飲み込んじゃった。で…君は何を狙ってた訳??
「気付いてた?俺が最近そのままだって事。」
えっ?そのままって…もしかしてアレの時の事?!あ…そう言えば最初の時は気になってたかな。でも、何も起こらなかったし、どっか慣れっこになっちゃってそんなもんだと思ってた。正直に口にしちゃったら、呑気な奴!とか言われて呆れられそうなんで黙ってたけど。
「樹里に子供が出来たら、籍入れてって…」
うっそぉ、マジでそんな事考えてた訳?!
「勝手に明るい家族計画って?!そりゃないわよ。私の意志はなしってことでしょ?!」
「ホント、ゴメン。そうだよな、俺独りが盛り上がってさ…でも、その家族計画も破綻したから安心しろよ。」
しばらくフリーズしたけど、やっと気を取り直して冗談ごかしてそう言った私に、大和くんは真顔でそう謝った。

もう…今日の大和くんって、ホント何言いたいのか全然っ解かんない!!
スポンサーサイト

theme : 自作連載小説
genre : 小説・文学

comment

Secret

プロフィール

こうやまたすく

Author:こうやまたすく
FC2ブログへようこそ!

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

FC2カウンター

カテゴリ

Web page translation

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード

QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。