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木は森の中へ…切り取られた青空16

木は森の中へ…


私は翌日、こどもたちを迎えに行く前にネットカフェに寄って亮平のメールを開いた。

-やっぱり僕たちは元々同じひとつのものだったんだよ。だからこんなにも惹かれあうんだと思う-

明日の夕方にはどうしても帰らなくちゃいけない。本当は君を連れ去ってしまいたくらいだ。
それが駄目でも、せめてもう一度逢いたい-

もう一度逢いたい…それは私も同じ気持ちだった。

-今日できることはやっておくわ。そしたら子供たちを送り出してから9時には横浜駅にはいけると思うから。-

ずっと待っていてくれたのかもしれない。すぐに返事が来た。

-じゃぁ、9時に横浜駅西口で待ってる。-

木は森の中へ…人は人の中へ。最初はみんなと一緒に東京駅で、次は2人で横浜駅。デブの頃には目立つからと、こんな逢い方は考え付かなかっただろう。ましてや「人違い」なんてしれっと言うことなんてできなかっただろう。

痩せると性格まで変わってしまうのかもしれないなと私は思った。
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genre : 小説・文学

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