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突貫工事終了

昨日の記事では準備中と書きましたが、本日一日早く全ての記事を入れ終わり、引っ越し完了しました。

リンクにも貼り付けてありますので、お気に入りに入れていただければ幸いです。

とは言え、ここの記事は全て残っているので、パラレルワールドができあがっているという感じなのですが。

それに伴って、こちらにもエデンの東端のテンプレを引っ張ってきました。雑記なら二枚扉じゃなくても良いでしょう。小説ブログらしいこのテンプレはお気に入りなんです。

東端のほうは……「アドナイ・エレ」を引っ張ってくるかも。ただ、あっちのバックナンバーが膨大なので、引っ越しはせず新しい記事をこちらでと言うことになりそうですけど。

とにかく一息ついて、「赤パニ」書かなきゃ。予定ではあと3~4話ですけど、本日残業決定らしいので、コレは9月に持ち越しということになりました。
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theme : 更新報告・お知らせ
genre : 小説・文学

お引っ越しの準備中

すいません、最近ご無沙汰状態のたすくです。

サイト作りをしていることは以前にもお話ししましたが、この度何とか形になり、たぶん(たぶんですが)9月1日には開設のはこびとなりそうです。


実のところ8月15日には全ての記事を入れ終わっていました。

ただ、この鶏頭くんは保存に大文字や記号・スペースを入れてはいけないということを知らず、それを多用していたため、手直しせねばなりませんでした。

それも、半分くらい終わっていたのです。

なのに……なのにです。突然サイトが開かなくなりました。何か妙な外部ソフトに転送機能を壊されたんです。

あぐりんに件の外部ソフトを排除してもらい、ジャストシステムに電話してトラブルシューティングをレクチャーしてもらい実行しましたが、時既に遅し……全ての原稿が消えてしまいました。

それが10日前。この10日間、パソをできうる限り独占して、復元に努めてきました。佳境なのにもかかわらず、「赤ちゃんパニック」を放りっぱにしてたのはそのためです。

現在、あと「旋律シリーズ」とショートストーリーを残すのみとなりました。

ただ、またボツるのが怖いので、一作ずつ投入しているため、工事中ではありますが、完成部分は既に見ることができます。

サイト名は「La luce La ciamo’-君という光」

お定まりのWEBのオープニングのあと、7b.biglobe.ne.jp/~laluce-laciamo/と入れてみてください。

ブログは皆様から頂いたコメントを消すのは忍びないので、ここを残す予定です。同じ記事が並ぶのも何なので、記事は非表示にする予定ですが、何せ、膨大なため先にサイトを完全オープンしてからぼちぼちかかるつもりです。

以上、最近の不義理の言い訳でした。

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genre : 小説・文学

赤ちゃんパニック 26

 程なくして、彰幸のプチインタビューが終わって、彰幸が彰教のところに走ってきた。
「彰幸、走っちゃダメ」
それを見た母親が彰幸を窘める。
「早くしないと、のりちゃんお仕事です。忙しいから帰るです」
それに対して、彰幸は母親にそう返した。彰幸に兄と急に会えなくなってしまった理由を、これまで母(あるいは父も)は『学校』だとか、『仕事』だとかと言い繕ってきたのだろう。もちろん、彰幸はそれを鵜呑みにしてしまう。
「お袋、俺をどんだけ仕事人間みたいにこいつに言ってんだよ。彰幸、今日は仕事は休みだ。何なら今日このまま中司の家に帰るか」
彰教は眉に皺を作りながらそう言った。しかもその表情は穏やかだ。25年のブランクを全く感じさせないその発言に両親は驚いて声も出ない。
「のりちゃんは中司彰教、中司の家はのりちゃんの家。じゃぁ、今日はのりちゃんの家でお泊まり!? やった、のりちゃんの家にお泊まりだぁ!!」
彰幸は、それを口に出しながらたどるように順に咀嚼していき、兄がかつての我が家に迎え入れてくれていると解るとそう言って破顔し、ピョンピョンと飛び跳ねている。
「そうだ。だけど、彰幸も元々は中司なんだぞ」
しかし、彰教がそう言うと、彰幸は小首を傾げて、
「違います、僕は寺田彰幸です。中司はのりちゃんです」
と言う。
「だから、小さい頃はお前も中司だったんだって」
彰教がぶっと吹き出しながら弟の間違いを訂正する。
「僕が中司彰教?」
どうやら、彰幸の中では中司と彰教はセットらしい。中司と言えば父親も中司なんだがな……と彰教は苦笑したが、たぶん、彰幸の中では父は中司彰文ではなく、『お父さん』なのだろうと思い当たった。寺田姓の彰幸には、父の名を書くことも告げることもおそらく今までなかったはずなのだから。
「お前は中司彰幸だ、中司彰幸。なぁ親父、うるさいばーさんももういないんだし、そうじゃなくても、彰幸もこんなに立派に一本立ちしてるんだ、中司の家呼び戻してもいいだろ?」
「も、もちろんだが、お前……私たちのしたことを恨んでないのか」
「恨んではないよ。ただ、こんな優しい母親やかわいい弟と25年も離れていたことが悔しい。それはめちゃくちゃ根に持ってるぞ。だから、一刻も早く家族で暮らしたい。いいよな、親父」
「ああ、関谷にすぐ連絡しよう。関谷もきっと喜んでくれる」
父はそう言って中司家最古参の使用人に連絡を取ろうとその場を離れようとした。だが、母親の
「あ、ありがとう……お母さん本当にうれしいわ。ただ、今日いきなりはムリなの。いきなり中司の家の行ってしまったら彰幸、はしゃいでまったく眠れなくなってしまうわ。それでなくても、ここ何日かはこの個展で興奮してあまり寝てないのよ。体調を崩してしまわないように、個展が終わって落ち着くまで待って。
ごめんね、教ちゃんの言ってくれたことは本当に嬉しいの」
の言葉にその足が止まる。
 そうだった、中司の家にいた頃から、彰幸の体調はたびたびその感情に引きずられた。急激な環境の変化に対応できないのだ。悲しいときはもちろん、嬉しいことが募ってもぐったりしてしまう彰幸が幼いときは解らなかったが。
彰教は黙って頷く。それを見た母親は、今度は彰幸にむかって、
「彰幸、今日はまだここが終わってないから、お泊まりはなしね」
と、言った。すると彰幸は、
「のりちゃん、お泊まりって言った。彰幸お泊まりする」
とふくれっ面でうつむく。
「彰幸、ここはお仕事でしょ。お仕事は」
だが、母親にそう言われてハッとした表情をして、
「彰幸は大人です。大人はお仕事、ちゃんとやります」
と口をへの字に曲げてしぶしぶそう口にする。
「はい、そうよね。教ちゃんのお家はお仕事が全部終わってからね」
「お仕事終わったら良いの? いつ、いつ!」
だが、彰幸の機嫌は母親に仕事が片付いたら家に行ってもいいと言われて一瞬で直ってしまう。
「明日ね」
それに対して母親は明日だと言った。彰幸は
「明日、明日はのりちゃんのお家、嬉しいな」
と言って、またピョンピョンと飛び跳ねた。しかし、個展が終わるのは三日後、なんでも鵜呑みにしててしまう彰幸に、明日なんて言って良いのかと彰教が思っていると、
「明日にはまた明日だと言うんだ。それで一週間くらいは引き延ばせる。それに、あまり先の日付を言うと、彰幸は待ちきれないんだよ」
それに対して父親が彰幸に聞こえないようにそう説明を加えた。
 こんな風に彰幸と暮らすためには細かい独自のルールが必要らしい。それを祖父母や使用人のいる中司の家で徹底させるのは大変だったのかもしれなかった。大人になったいまでもこんななのだから、幼い頃にはもっと細かいセオリーがあって、それが破られる度、彰幸は混乱していたのに違いない。それを祖母は見ていられなかったのだろうと思う。
「じゃぁ、帰りにプリン食べるか? プリン好きだったろ。お袋、それくらいなら良いだろ」
ならと、持ち出した譲歩案に、母親は笑顔で頷く。
「やったぁ、プリンだプリン! 八代さん、八代さん、今日はもうおしまい良いですか?」
すると、彰幸はそう言いながら今度は八代の所へ走って行った。
「彰幸くん、どうしたの」
「彰幸、のりちゃんとプリン食べるです」
「そう、良かったね。でも、今日は土曜日でまだまだいっぱい見に来てくれるだろうから、ちょっと今からおしまいはね。そうだ、プリン、買ってきてあげるよ。奥の部屋で一緒に食べればいい、ねっ」
「はーい」
八代の提案に、彰幸は元気に返事をする。
「じゃぁ、僕ちょっと行って買って来ます」
「いや、そんな。俺が言い出したんだから、俺が買って来ますよ」
「いいえ、いや、僕嬉しいんです。彰幸くん、お兄さんのことが好きでしょうがないんですよ。ずっと自慢してたんですからね。そのお兄さんにやっと会えたんですから。これは僕からのお祝いです」
八代はそういって、表に飛び出していった。

 本当に魔法にかかったようだった。昨日までは想像もしなかった『家族』との邂逅。すべてはあの宮本という男の罵倒から始まった、そんな気がする。
(案外宮本もトオル同様、ものすごいマジシャンと言えばそうなのかもしれない)
彰教がそう思ってほくそ笑んだ時、会場の奥のほうで悲鳴が聞こえた。
「すいません、連れが意識をなくして……どなたか救急車の手配をお願いできませんか!」
そう叫んでいるのは件の宮本で、慌ててそこに駆けつけると、あの『夢』での母親代わりの女性、谷山薫が倒れていたのだった。 

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genre : 小説・文学

赤ちゃんパニック25

「お、親父……」
「なんだ、私がここにいるのがそんなに不思議か」
驚いた顔で父親を見る彰教に、彼の父はそう言った。
「親父は、彰幸や……その……この人がどうしてるのか知ってたのか」
そして、遠慮がちに言った彰教に、
「そりゃ、女房や息子のことだからな」
父親は当然のようにそう答える。
 確かに、彰幸との血のつながりは切れないが、自分を置いて、さっさと出て行った女は、父にとっては赤の他人だろうが。
「それを言うなら、元女房だろ?」
笑顔の父親に納得行かない彰教はそう返した。だが、その彰教の言葉に父親はなんと、
「私は律子と別れたとは思っとらんよ。私が律子たちを中司の籍から出したのは、彰幸に辛く当たる母さんから律子と彰幸を守るためだ。家にいるほどは一緒にはおれないが、定期的に顔を出している」
と言うではないか。
「それを知らなかったのは俺だけだってか」
彰教はそう言ってキッと自身の父親を睨むと、
「そいで俺だけを除け者にして3人で親子水入らずか!」
と声を荒げた。
「お前には悪いことをしたと思っている。だが、本当のことを話すとおまえは母さんを恨むだろう。甲斐甲斐しくお前の世話を焼く母さんを見てると、それはできなかった。それに、律子がお前には言うなと言ったんだ」
「なんでだ、そうかそれほど俺よりあんなミソっかすが大事か!! そうだよな、何の芸もない俺とは違って、今や大画家様だもんな」
「違うわ、違うわ……教ちゃん」
「何が違う!!」
「彰幸はね、教ちゃんより何倍も手をかけてやらないと一つのことができなかった。だから、私は彰幸につきっきりにならざるをえなかったの。でも、それをまだ小さな教ちゃんに理解してもらうことは到底無理。あなたはいつも私たちの事を遠巻きに見ていたわね。
そんなとき、お義母様から屋敷を出ていくように言われたの。その言いぐさは決して優しいものではなかった。彰教ははミュートスを背負って立つのだからこの子にこそ手をかけなさい、それができないのならこの家を出なさいと。
私だって、もっとあなたにかまいたかった。だけど、彰幸にはイレギュラーが利かないから、どうしても彰幸を優先せざるを得なかったの。
でもね、お義母様も彰幸が憎くてそう言われているのじゃないって、彰幸が一人の人間として立って行くには片手間じゃだめだ、私に専念しなさいと言ってるんだって解ったかの。それで、私はあの時中司の家を出たのよ。
それにね、家を出るときにね、お義母様は言ってくださったの。『あなたは彰幸をしっかり育てなさい。その代わり彰教の事は任せて』と。お任せして良かったわ。こんなに立派に成長してくれて……」
母はそう言って大粒の涙をこぼした。

 だが、それが真実なのなら、すべての元凶は祖母だったというのか。彰教は祖母から『すべて悪いのはあの女だ』と、母の悪口をさんざん聞かされた。
『母親を恋うなんて女々しいことは止めなさい。あなたはミュートスのトップとして、学ぶこともすることもたくさんあるはずです』
そう言われて育った。
 でも、きっとそれは母を恋しがって泣き続ける幼い自分に対して、甘やかすことの下手な祖母の不器用すぎるエールだったのだろう。
 彰教はふと壁に目をやって、弟の作品を見た。そしてその中の一つに目を瞠る。その絵の題は『いちばん』。それは、彰教が小学校4年の時の「徒競走」で一位をとった瞬間の写真を元にしたものだった。
 遠目からみると写真のように見えるが、近づいてみると多様な紙をびっしりと貼り合わせているのだとわかる。目を凝らしてみると、それはチラシだったり、雑誌だったり……幾重にも貼られているそれは、写真よりも立体的で、奥行きを持っている。すごいと思った。
「彰幸にとってはね、あなたは自分にできないことができる一番な存在なの。
だから私は良いけどあの子は嫌わないでやってね」
母が絵を見つめる彰教に向かってそう言った。別に嫌うとかそういう問題ではない。だだ、あるのは一人蚊帳の外だったことが悔しい、そんな子供じみた感情だけだ。
 それに、自分は彰幸より確かに勉強はできるかもしれないが、ただそれだけだ。スーパーマンのような言いぐさは何だかむずがゆく感じる。
-ごく当たり前の親子・兄弟でいたかったな-
そう思ったとき、
-なら今からそれを取り返せばいい-
彰教は何故だかそう思った。昨日、赤ん坊に戻るようなあんな『夢』を見たからかもしれない。
「嫌うも何も、俺はもうあんたのことも彰幸のことも覚えちゃいないんだよ。だから嫌いようがない」
彰教は絵から目を離さずそう言った。

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赤ちゃんパニック 24

 全く同じ顔が二つ。彰幸が公開インタビューのためにいつになくスーツを-しかも偶然にも同色の-を着用しているため、向かい合う彰教と彰幸はまるで透明の鏡の内と外のようだった。若干彰幸の身長が低いので、尚更奥行きを持つ鏡っぽく見える。
「彰幸くん……彼は……」
みんながあんぐりと口を開けて立ち尽くす中、フォロー男がいち早く立ち直ってそう聞く。
「八代さん、のりちゃんは彰幸のお兄ちゃんです」
フォロー男(八代というらしい)の質問に、彰幸は相変わらず笑顔でそう答えた。
「へぇ、ずっと会ってなかったんだろ。良かったね」
その言葉に八代はああ、と頷きながらそう返す。寺田彰幸の表向きのプロフィールには、兄弟がいることは記されていない。まぁ、これだけそっくりの顔なのだから、兄弟か、そうでなくても従兄弟ぐらいだと想像はつきそうなものだと、彰教も思ったのだが。
「そうです、僕はのりちゃんに会いたかったです。でも、のりちゃんはお父さんの会社の偉い人だから、忙しくて来られないとお母さんは言ってたです。でも、のりちゃんは来てくれました。のりちゃん、ありがとう」
彰幸はそう言って彰教に一旦は両手を差し出したが、あっと何かを思いついたようにその手を引っ込めると、こつんと自分の頭を叩いて、
「あ、インタビューだ。僕また忘れました。
のりちゃん、僕、絵のお話するです。だからあっち行きます。だからのりちゃんとお話できません。のりちゃんはは、お母さんとお話するです」
そう言ってスタスタと設えられたミニ会見場に小走りで向かっていった。
 後に残されたのは約25年ぶりに会った親と子。そこはかとなく気まずい空気が流れていたが、幸太郎は心配そうに遠巻きにみている薫を
「俺らができるのはここまでだ。後は俺らが口出しできる問題じゃねぇ。それより彰幸の話、聞いてやろうぜ」
と言って、彼女の肩を抱き、ミニ会見場に設えてあるパイプ椅子へと導いた。


-*-*-*-*-*-*-


「行かなくて良いのか。彰幸ひとりで」
彰教は不機嫌そうにそう言った。
「編集者の八代さんが一緒にいてくれれば大丈夫よ。あの人が『色彩の天使』として取り上げてくれて、今日ここまで漕ぎ着けられたの」
それで、返す母の言葉で会見場に目をやると、八代は彰幸を上手くフォローして答えを引き出させている。彰教がその姿を食い入るように見つめているのを見て、
「心配しないで、実はあの方の妹さんも知的障害で、学校が一緒だったの」
母は、そう付け加えた。
「俺は、心配なんかしていない。それより、何で俺にチケットなんか送ってきた。ミュートス(※)にかわいいかわいい彰幸ちゃんを全面的にバックアップしろってか。
それなら、お断りだし、俺はもう帰る」
彰教がそう言い放って会場を後にしようとした時だった。
「それは、私がお前の机に置いたんだ」
そこには、彰教がこの場にいると思わなかった人物が立っていたのだった。

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赤ちゃんパニック 23

 そして、一行は寺田彰幸展の会場にたどり着いた。最後尾で他の面子に隠れて会場入りした彰教はいきなり、
「ああ、やっと捕まえた!」
と中年の少々(本人はそう思っているが、実はかなり)メタボ気味の男にがしっと腕を掴まれた。
「先生、なんでそんなとこにこそこそ隠れてるんですか。着替えが終わったらすぐインタビューだって言ってたでしょ」
男は彰教に向かってそう言った。どうやら自分は彰幸と間違われているらしい。幼い頃ならともかく、この歳になれば環境や体格などの生後の要素で顔つきも変わっているかもと、淡い期待を抱いていたのだが、どうやら彰幸は今でも自分にそっくりらしい。
「あ……俺は彰幸じゃ……」
彰教はそう言って、男の手を振り解こうとするが、がっついオヤジの手は振り回しても振り解けない。
「真砂さん、彰幸くん怖がってるじゃないですか。それに彼、先生じゃわかんないですよ。寺田くんか彰幸くんでないと反応してもらえません」
その様子を見て、自分ぐらいの歳恰好の男性がそうフォローを入れてくれた。
 確かに、彰幸には自分の名前以外の呼称に反応する力量はないのかもしれない。だが、別に俺は男の事を怖がってもいないし、第一俺はそもそも彰幸じゃない。
「おお、そうだったな。じゃぁ、彰幸くん、行こうね」
彰教はアドバイスを踏まえてか、声のキーを上げて一転ガキ相手口調になった真砂という男を睨み上げて、
「だぁから、俺は彰幸じゃねぇってんだろ!!」
と叫んだ。普段の彰幸がどんな口調で話しているかは知らないが、真砂はもちろん、フォローした男もフリーズしている。だが、フォロー男は意外と早く立ち直り、ぷっと吹き出すと、
「彰幸くん、それ新しい遊びなのかな? 別の人ごっこしてるの?」
と彰教に聞いた。
「ごっこもクソもない、俺は……」
寺田彰幸じゃない、中司彰教だ! 彰教がそう叫ぼうとしたその時……
「あ~、僕と同じ顔。同じ顔はのりちゃんだよね、のりちゃん。お母さん、お母さん、のりちゃんが来ました」
そう言いながら彰教より若干背が低いものの、全く同じ顔をした人物がにこにこ笑いながら彰教に駆け寄ってきたのだった。その後ろには目にいっぱいの涙を溜めた母の姿があった。

赤ちゃんパニック 22

 10分後、彰教は宮本たちと一番行きたくない場所に向かって歩いていた。
 彰教が硬直してしまったあの女性は谷山薫という、櫟原の現社長の姪にあたるそうだ。
 現社長は齢50にして独身のため、彼女が実質櫟原の後継者だという。だが、彼女自身は経営に手を出す気はなく、実際にはその婚約者の鮎川幸太郎が徐々に経営を引き継ぐべく修行中だとか。
「その……あなたも櫟原の社員なんですか?」
 それから、彰教が遠慮がちに宮本そっくりのトオルとい男に問うと、
「いえ、会社勤めはしたことがありません。まぁ、城も会社とさして変わりはございませんけどね」
トオルは、真顔で恰好に違わぬ奇天烈な答えを返した。それに対して、宮本が、
「トール、『知らない人』にそれ言っちゃだめだよ。ここは『ニホン』なんだから」
谷山が、
「あ、驚かせてすいません。そのトールは、外国……そう、外国で生活してるんです」
と、続いて鮎川も、
「そう、そう、外国! 昨日、久しぶりに日本に帰ってきたんで、空港まで迎えに行ったんだよな、宮本」
と何やら大慌てで、トオルの発言のフォローを始める。
「そ、そうなんです。ちょっと超魔術の修行に……」
「へぇ、マジシャンですか」
そうか、イリュージョニストか。そう理解した彰教に、
「ええ、『稀代の魔術師』呼ばれた祖父を目標に、世界一の魔術師になるべく修行の日々を送っております」
トオルが笑顔でそう答えると、何故だかそんなトオルを宮本が睨んでいる。高名な祖父の技術を受け継いだ同じ双子のトオルを、やっかんでいるのだろうか。どうも見るからに宮本は手先が不器用そうだからな。
 
 しかし、『稀代の魔術師』なんて通り名のマジシャン、いたっけ……彰教がそう思って首を傾げた時、それを見た谷山が焦った様子で、
「あ、もうそろそろ行きましょうよ」
と言った。
「そうですね。早く行かないとお昼になっちゃいます」
と、宮本もホッとした様子でそれに同調すると、
「そうだ、僕たちこれから個展に行くんですけど、中司さんもご一緒にいかがですか」
と、彰教を誘う。
「い、いや……私は」
個展という言葉に、彰教はイヤな予感がして口ごもった。そして、程なくそのイヤな予感は的中する。
「寺田彰幸っていう、貼り絵画家なんですけどね。何でも貼り絵なのに、まるで写真なんだそうです」
宮本に続いて鮎川が補足の説明を加える。(やっぱり、彰幸の個展か)
「いえ、私は……」
それに対して、彰教は断りの辞を述べて、その場を去ろうとしたができなかった。それは続いて谷山が、
「どこまでも細密なのに、どこかほんわかと暖かくて。私、ファンなんです。中司さんも是非、ご一緒に」
と、きらきらした瞳でそう言ったからだ。彼女にそう言われると、彰教は何故か断ることができなかった。

 そして今自分は、『寺田彰幸』展を目指して歩いている。『ドナドナ』がBGMで聞こえてきそうだと、彰教は思った。

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赤ちゃんパニック 21

「本当に申し訳ありませんでした。いきなり殴りかかったりするなんて。でも、中司さんが心の広い方で本当に良かった。こいつを放り出した後、そのまま交渉に応じてくださったときにはホッとしましたよ」
女顔の社員に続いて、最初に声を掛けてきた上司と思しき男性も彰教に笑顔で頭を下げる。と言うことは、彼が昨日の交渉相手なのだろう。
「もう、本当にそのことは良いですよ」
彰教は面倒臭そうにそう言った。本当に昨日の契約交渉が恙無くいったのなら、後のことは思い出したくない、それが本音だった。
 
「満福珈琲のお客様は?」
「ここです」
その時、店員が珈琲を持って現れ、女顔の社員が自分たちの席に店員を導く。彼らのテーブルに置かれた『満福珈琲』は、先ほど彰教が訝りながら飲んだそれだった。案の定、上司はその珈琲を見て固まっている。とりあえず彼は店員を見送った後、
「宮本、コレ醤油の間違いじゃねぇのか」
と言った。それを聞いて彰教は思い出す。そうだ、あの女顔の社員は宮本と言う名字だった。俺はあの時、あまりよく顔をみないまま名刺を差し出されて、宮本美久という名前を、みやもとみくと読んだ。そして名刺から目をはずして改めてその人物の顔を見たんだ。
 で、俺はキレた。女を寄せ付けないと聞いていた誰かが、変に気を回して女に男の格好をさせたと思ったのだ。そんなことをされるくらいなら最初から女のままの方がまだましだと。 
 しかし、彼は男装をしていた訳ではなく、本当に男性だった。しかも、普段から女みたいだと言われているのがコンプレックスになっているらしく、彼は自分がクライアントだと言うことも忘れて、激怒して、
『あなたなんか、もう一度赤ちゃんからやり直せばいいんです』
とヒステリックに叫んだ。
 だが、そこまでは鮮明に思い出すのに、その後のことが全く思い出せない。交渉したという上司の名前はおろか、交渉内容もちっとも思い出さないことに、彰教はまた焦り始める。
 いや、まてよ? そうだ。交渉しているのなら名刺が残っているはず。彰教は一縷の望みを託して名刺入れを見た。そこには、件の宮本美久の名刺とともに、『櫟原株式会社 会長補佐 鮎川幸太郎』の名刺が入っていた。助かったと思った。だが、鮎川という名字に、
(鮎川……そうそう、あの女性はあの男を家でそう呼んでいた)
と、やはり連鎖的に母親代わりの女性の顔がちらつく。彰教は名前が分かった安堵感のあと、またあの忌まわしい記憶に引きずられて、無意識にため息をついていた。
「うぇ、こんなモンがホントに美味いのか?」
 一方、鮎川は珈琲カップを持ったもののまだそう言って飲むのをためらっていた。
「美味しいですよ、いくらここが長居できるからって、肝心のコーヒーが不味かったら、僕たちも贔屓にしませんよ」
唯でさえ金のない高校生はその辺シビアですよと、その言葉に宮本はそう返していた。
「いや、私も最初びっくりしましたが、このコーヒー、なかなかですよ。鮎川さんも熱い内にどうぞ」
自分と違って、せっかくできたてがそこにあるのだから。彰教はそう思いながら鮎川に勧めた。
「そうですか、そいじゃぁ……ホントだ。色に似合わずすっきりしてる。中司さんのような洗練された方が、通われることはあるな」
そして、彰教に勧められた鮎川は、一口飲んでそう言って口角を上げたが、
「じゃぁ、お前はなんでプリンなんて食ってやんだよ」
と言って、宮本を睨む。
「それは、彼が……」
宮本が口ごもっていると、彼の座っている席の奥から、
「お店にプリンがあればそれは食べなければならないでしょ、鮎川様」
と、声がする。しかも、その声は宮本そっくりだ。彰教は思わず身を乗り出して彼らの座席をのぞき込んでしまう。そこで宮本の奥の座席に座っていたのは、茄子紺の奇妙な衣装に身を包んだ、宮本そっくりの奴だった。
(宮本も双子か。しかし、こいつはさらに性別が分からないな)
 こいつも櫟原の社員か? 休日だからってこんな奇妙な恰好をしている社員のいる会社とライセンス契約などして本当に良かったのだろうか。彰教が昨日の契約に一抹の不安を感じた時、その宮本その2の向かい側の席から聞こえてきた声に彼は身体を硬直させることになる。
「そうよね、あんたどんだけにプリンが好きなのよ、トール。ねぇ鮎川、昨日私たちが迎えに行ったときも、この子ジャンボプリンパフェ完食してたのよ」
昨日の今日でまたプリン食べる? 普通。と笑い転げながら話しているのは、昨日一日彼の母親代わりとして、甲斐甲斐しく世話をしてくれたあの女性だったからだ。














 





 

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赤ちゃんパニック 20

 パチンと、小気味の良い音とともに中司彰教は目覚めた。ずいぶんと長い時間眠っていたような気がする。
 だが、ここはどこなのだろう。ランプをかたどった照明に照らされて、等間隔に並べられた木製のテーブルにビニル貼りのソファー。何かの店にいるのだろうか。
 第一、ここに来た記憶がない。いや、正確に言えばないこともないのだが……
 櫟原に新製品のライセンス契約締結に向かって、そこで女みたいな男性社員に食ってかかられたことまでははっきり覚えているのだが、そのあとの記憶が曖昧だ。
 曖昧というのは正しくない、認めたくない正解だろう。なぜなら、その女顔の男性社員に食ってかかられたとたん視界が反転して、次に気がついたときには赤ん坊になっていたというバカバカしいものだったからだ。赤ん坊になった自分には本来(29年間)の記憶がなく、母親と思しき若い女性に世話をされていた。自分はその女性をひたすら目で追って泣いてばかりいたという、しっかり思い出せば恥ずかしさで死んでしまえるような内容で、その女性に抱かれてこの店に来たという記憶がおぼろげながらあった。
 いや、そんなのは夢だ、夢に違いない。第一、赤ん坊に戻るなんてあり得ない。首尾良く契約が締結されて、ほっとして眠ってしまっただけだ。
 だが、契約を締結どころか交渉したことすら記憶にない……そしてまた、あの恥ずかしい夢? が頭を掠めるのだ。彰教が頭を抱えてテーブルに突っ伏そうとしたとき……
 彰教は、自分の席に珈琲らしきものが置かれているのに気づいた。しかし、何故それが珈琲だと断定できないかというと、香りはまさしく珈琲なのだが、いかんせん色が醤油なのだ。彰教はとりあえずそれを口に運んだ。こんな妙な飲み物でも、飲めば頭がすっきりするかもしれない、そう思ったからだ。
「う、うまい……」
その飲み物は予想に反して美味かった。間違いなくそれは珈琲で、確かに濃かったのではあるが、濃いからと言って大味になることなく、どちらかと言えば繊細な味だったのだ。少し冷めてしまっていてもこれだけ美味いのだから、ちゃんとした温度ならもっと美味いに違いない。
 そのとき、斜め向かいの席から、
「先輩、ここです、ここ」
と言う聞き覚えのある声が聞こえてきた。そして、通路を歩いてきた人物に彰教は声を掛けられた。
「あれ、中司さんじゃないですか」
その人物を彰教は何となく覚えているのだが、どうしても名前が思い出せない。一度でも会った人物の名前は忘れない方なんだがと思っていると向こうから、
「昨日はどうも。いろんなお話が聞けて楽しかったです」
と言ってきた。昨日? 昨日はどこにも行かずに今日の契約の資料づくりをしていたはずだ。彰教が首を傾げていると、斜め向かいの座席から、
「えっ中司さんがここにおられるんですか?」
という声が聞こえ、だだだっと、こちらの席まで小走りでやってきた人物に彰教は、
「あっ」
と声を上げるほど驚いた。声に聞き覚えがあったはずだ、
「中司さん、昨日は失礼な発言をして、まことに申し訳ありませんでした」
と深々と頭を下げたのは、件の女と間違えたら食ってかかってきた男性社員だったからだ。しかし、それが昨日? 彰教は思わずスーツのポケットからスマホを取り出してみた。するとスマホの時計表示は土曜日の午前10時24分を示している。バカな、あれから一日たっているというのか。自分はその間いったいどこで何をしていたと言うのだろう。まさか……認めたくない映像が脳裏でどんどんと繰り広げられ、冷や汗が背中をつたう。彰教は、
「いや、こちらこそ大人げなかった」
と無難に言うのがやっとだった。











 





 

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赤ちゃんパニック 19

「それではそろそろ始めましょうか」
注文した飲み物がやってきて、店員さんが表側の方に消えていったのを見計らってセルディオさんがそう言った。
 それからセルディオさんは、中司さんを抱いている谷山先輩の前にさっと両手を差し出して、彼を抱こうとした。案の定、中司さんは谷山先輩の胸にくしゃっと顔を歪めてしがみつく。
 そして、中司さんが再度その『唯一安心できる場所から引き離す者』をのぞき込んだその時、セルディオさんがパチンと指を鳴らした。そのとたん、中司さんは泣く寸前の顔のままコトンと首を谷山先輩の胸に戻した。それを見て、その場のセルディオさんを除く三人から安堵のため息がもれる。セルディオさんは、
「まったく、冷や冷やさせんじゃねぇよ」
と文句を言う先輩に、
「対人魔法は相手がこっちを見てくれないとかかりにくいんですよ」
と笑顔で言いながら、紙袋から取り出した中司さんのドレスシャツとボトムをまるで人が倒れているかのように床に順番に並べた。ご丁寧にボトムには下着もセットしてベルトまで通した。そして、谷山先輩に、
「薫様、ご足労ですがこの方のお召し物を全部とってくださいませんか。私がやるとその小さな方のどこかを痛めてしまいそうです」
と言ったので、谷山先輩が中司さんを素っ裸にしてセルディオさんに渡す。セルディオさんは、中司さんをそのドレスシャツの部分に寝かせ、上からきっちりボタンをしていく。
 そして、ドレスシャツの裾をボトムの中に入れ込むと、僕に向かって、
「さぁ、準備はできました。ちゃんと、対逆呪文は頭に入ってますね。」
と言った。僕は黙って頷いた。何でかは分からないけど、オラトリオの魔法の呪文は一度聞いたら忘れない。下手な外国語より確実に身に染み込む気がする。
 僕は、ふっと大きく息を吐ききると、両手を開いて前に出し、
<汝その若返りし身体を元の齢に戻せ Grow!!>
と、高らかに対逆魔法を唱えた。
 すると、少しずつぺちゃんこだったドレスシャツの下の部分に膨らみ始めた同時に、少しずつ袖のところも膨らんで行く。Growだから高速成長の魔法なのだろう。
 真っ裸だったらものすごい勢いで成長している中司さんを見られたんだろうなと残念に思いつつ、それだと谷山先輩にはものすごく刺激的な絵面になってしまうからダメだなと納得する。それに、元に戻った中司さんに服を着せるのも一苦労だし、ビニル製の人形に空気を入れているみたいで、これはこれで面白いかも。
 だけど、『かわいい彰教ちゃん』がおっさんになっていくのはショックだったみたいで、谷山先輩はただでさえ悪い顔色をなお悪くして席に倒れ込む。まぁ、僕もその前にに大魔法のショックで席にへたり込んであわてて乾燥ガザの実を口に入れて見てたんだけどね。
 ものの3分ほどで元のの29歳に戻った中司さんを、セルディオさんが魔法で身体を浮かせて、僕らと通路を挟んで反対側の座席に座らせて、セッティングが完了した。
 それから、中司さんを座らせた席に先輩が頼んだ『満福珈琲』を置き、先輩が表の方に追加注文に行く。

 さぁ、これから第2場のスタートだ。

 












 





 

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赤ちゃんパニック 18

 翌朝、僕たちと先輩たちとは喫茶店「満福珈琲館」前で待ち合わせた。ここは最終目的地、中司さんの弟さんの個展会場に近いのはもちろん、フロアがとんでもなく広く、一番奥の座席に陣取れば、店員さんは最初に注文を取ってそれを持ってくるだけでそれ以降全く現れない。混んでなければこんな奥まで誰も来ないし、またそれほど混むこともない。だから、何をしていても何時間いても大丈夫という店なのだ。
「しっかしまぁ、お前よくこんな都合の良い店知ってたな」
薄暗い通路をぐっと奥に進みながら先輩が欠伸をしながらそう言った。
「えへへ、そうでしょ。ここ、僕たち北高漫研部員はオアシスって呼んでましたから。
大体ウチ、3人兄弟で家で原稿書いてられる環境じゃなかったですからね。それに、あーいうのって、試験前になるとどうしても書きたくなるんですよね。親に見つからずに書くのに、僕らにはここは必要不可欠だったんです」
僕がそう返すと、先輩はもちろん谷山先輩まで引いた。
「宮本君、武叔父様と気が合うはずだわ……」
谷山先輩がぽつりとそうつぶやく。心なしか唇も震えていて、昨日よりさらに顔色は良くない。
「谷山先輩、大丈夫ですか? 先輩に任せて休んでいれば良かったのに」
すると僕の発言に先輩はちっちっと舌を鳴らして指をフルと、
「それもこれもこいつのせいだ。薫がちょっとでも下ろすと泣くんだよ。ようやく本気で寝入ってベッドに寝かせたのが明け方の4時だぜ」
と、言ってて大欠伸をした。それから、
「そんなだから、今朝はこいつがまだ寝てる間に俺一人で連れて行くつもりだったんだ。けど、俺が抱き上げたとたん目を覚ましやがるんだ。んで、薫が抱くまでどうしたって泣き止まねぇ。まったく、今まで満たされなかったもんを埋めてんのかどうかは知らねーが、いい加減にしてくれってんだ」
と言って、盛大にため息をつく。それほど、中司さんは今、母親を求めているということなのだ。
 僕は、それが彼が乳児化したからだけではない気がした。
『彰教ちゃんはお母様に会いたいのよね』
優しくそう言う谷山先輩に、彼は涙で答えているのかもしれないと思った。















 





 

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